who3411のブログ

情報系の勉強やイベントの参加に関するブログ(をしたい)です。

これまで受けた情報処理技術者試験の話

はじめに

これまで7つほどの国家試験を受けてきたので、どのように勉強したのかを話していきたいと思っています。自分自身、受験するときに「どう勉強すればいいの?」という疑問があってWebを探し回った記憶があるので、そのような人の助けになれば幸いです。

なお何を行っただけ見たい人は「おわりに」だけ見てもらえば問題ありません。

注意点

  1. いくつかの試験は数年前に受験したものなので、結構記憶が曖昧だったりします。特に勉強期間や点数は、記憶に残っていないものも多いです。
  2. 自分が勉強した期間を記していますが、あくまで参考程度にしておいたほうがいいと思います。
  3. 書いてから気づきましたが、半分ぐらいポエムになってしまっています…。

受けた試験

受けた試験を時系列順に記述していきます。

基本情報

1回目

基本情報の1回目は、高校1年生の秋に受験しました。

"1回目"と書いてある時点でお察しとは思いますが、1回目は午前も午後も点数が足りずに落ちました。(画像などはありませんが、午後は59.50点という絶妙な点数だったことは覚えています。)

勉強については、午前と午後の過去問を解いて、午前で間違えた選択肢のみを調べ直していただけです。今思い返せば、高校に入って情報系の勉強を始めたので、全然勉強しない状態で落ちるのは必然だったと思います。

2回目

基本情報の2回目は、高校2年生の春に受験しました。

1回目に落ちたことをきっかけに、今度は真面目に勉強しました。今度は午前で間違えた問題だけではなく、解いた過去問の選択肢全てを調べなおしました。そして用語は全てメモ書きとしてノートに書いていきました。どれくらい勉強したかというと、B罫の6mm×35行のノートの半分は用語だけでびっしりと埋まったくらいです。

次に、午後問題対策として、SQLや擬似アルゴリズム等を勉強しました。勉強方法は午前と同様、過去問に出てきたものを調べたぐらいです。ちなみに午後のプログラム問題の選択ですが、当時の私はCOBOL以外の言語を触ったことがなかったので、表計算を選択しました。

おかげで午前午後ともに、ある程度余裕を持って基本情報に合格することが出来ました。勉強期間は、1回目と2回目をあわせて2ヶ月でした。

応用情報

応用情報は高校2年生の秋に受験しました。

応用情報は基本情報と同様、午前の過去問の選択肢全てを調べなおし、用語をメモ書きとしてノートに記述、午後問題対策として過去問の内容を調べなおす、ということをしていました。今回は基本情報よりも用語を多くノートに書いたため、結果として32ページが用語の勉強として埋まりました。

午後問題対策としては、記述式の「○文字以内で答えよ。」みたいなところを、以下にして文字数を少なく記述するかを自分なりにまとめていました。

試験の2週間後には大会が差し迫っていたため、そちらの大会と並行して勉強していましたが、ギリギリで合格できました。確か午後が62か63点だったと思います。勉強期間は1ヵ月半でした。

ITパスポート

ITパスポートは高校2年生の冬に受験しました。

なぜ基本情報と応用情報の次にITパスポートを受験したかというと、後輩が受ける際の付き添いとして、ついでに受験しました。この時点で基本情報と応用情報は合格していたので、ITパスポートの勉強はあまりしておらず、過去問を数回解いて終わりました。

受験した結果、70%ぐらいの正答率で合格した記憶があります。勉強期間は半月でした。

データベーススペシャリスト

1回目

データベーススペシャリストの1回目は、高校3年生の春に受験しました。

スペシャリストからは、参考書を使用して勉強を行いました。使用した参考書は以下の参考書の2014年度版です。

また正規化がいまいち良く分かっていなかったので、Webを漁って正規化について調べていました。最終的には、「正規化がパズルを解くみたいで楽しい」と感じるようになっていました。今でも正規化を行う問題を解くと楽しいです。

結構勉強していたのですが、結局1回目は午後Ⅱが4点足りずに落ちてしまいました。原因としては、問題文が長すぎて2時間で問題を理解し切れなかったことです。やはり文章読解スペシャリストでは…。

2回目

データベーススペシャリストの2回目は、大学2年生の春に受験しました。

今回は、過去問を重点的に解こうと思い、以下のURLの2016年度版を参考書として使用しました。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2018年版

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2018年版

今回は、1回目の受験時から2年経過していたので、1回目時点の勘を取り戻しながら、過去問を解いていました。記憶が正しければ、過去8年分の過去問を全て解いた記憶があります。

後は午前Ⅰを勉強しなければいけなかったので、応用情報の午前の過去問を解いていました。こちらも過去8年分ほど解いて、昔作成した応用情報用のノートを見返しました。

受験した結果、午後Ⅱがギリギリですが合格することが出来ました。

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勉強期間は、1回目と2回目をあわせて2ヶ月半でした。

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストは、大学2年生の秋に受験しました。

今回も参考書を使用しました。使用した参考書は、データベーススペシャリストの2回目に使用した参考書のネットワークスペシャリストverです。なお購入したのは以下のURLの2016年度版でした。

情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト 2018年版

情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト 2018年版

勉強内容としては、参考書に書いてある内容を要約したノートを作成して、午前と午後の過去問を解きました。正直な話、ネットワークスペシャリストは範囲が広すぎて、参考書だけでは上手く勉強できなかった感があります。(いい勉強法が良く分かりませんでした)

受験した結果、午後Ⅰがギリギリですが合格することが出来ました。

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勉強期間は、1ヶ月でした。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、大学3年生の春に受験しました。

ネットワークスペシャリスト時に買った参考書の情報処理安全確保支援士試験verを、参考書として使用しました。なお購入したの以下のURLの2017年度版でした。

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2018年版

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2018年版

勉強内容としては、参考書に書いてある内容で重要そうな部分をマーカーで引き、午前と午後の過去問を解きました。個人的には覚えることが多くて面倒なイメージがありましたが、よくよく見たら大半は基本情報や応用情報で学んだことを深堀りしていただけでした。

受験した結果、午前Ⅱと午後Ⅱがギリギリですが合格することが出来ました。なおツイートでは「名乗れる」と記述していますが、登録セキスペはしていません。

勉強期間は、1ヶ月でした。

エンベデッドシステムスペシャリスト

エンベデッドシステムスペシャリストは、大学4年生の春に受験しました。

情報処理安全確保支援士試験時に買った参考書のエンベデッドシステムスペシャリストverを、参考書として使用しました。なお購入したの以下のURLのものです。

情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2017~2018年版

情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2017~2018年版

この時は、大学3年の後期に講義でCPUを作成していたこともあり、参考書に書いてある大半の内容を理解していたため、勉強期間を短めにして勉強していました。しかし後々情報危機管理コンテストの一次予選と日程が被ってしまい、かなり面倒なことになってしまいました。(コンテストの話は以下にブログを書いています)

who3411.hatenablog.com

受験した結果、午後Ⅱがギリギリですが合格することができました。

勉強期間は、2週間でした。

おわりに

色々とグダグダ書きましたが、基本的には以下の内容を行っていただけです。

  • 参考書を読む。
  • 過去問を解く
  • 過去問の選択肢にある分からない用語をノートにまとめる。

ちなみに過去問を解くに当たっては、(特に午前は)○○ドットコムを主に使用させていただきました。(○○には「基本情報技術者試験」などが入ります。)

今後受けようと思っている人は、ぜひぜひ頑張ってみてください。